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新車を2年で売るのは得?乗り換え時期のタイミングを解説!

新車

新車は長く乗るほどお得と思いがちですが、実は短期間で乗り換えるほうが得をするケースもあることをご存じですか?

特に、新車を購入してから2年程度で売却するというスタイルは、近年注目を集めています。

もちろん、新車を2年で売ることはメリットやデメリットもあり、タイミングを間違えると大損してしまうリスクもあります。

では、2年で売ることは得なのか損なのか、この記事では、新車を2年で売却する際のメリットやデメリット、さらに損をなるべく抑えるため乗り換えのタイミングまで徹底解説します!

新車を2年で売る場合は得する?それとも損?

結論として、新車を2年で売るという行為について、お得か損をするかどうかはケースバイケースです。

一概に損をすると言うわけではなく、人気車など時と場合によっては購入額以上で売れて利益になることも考えられます。

例えば、トヨタのランクルなど一部の車種は新車の定価以上で売れる時期があり、このような人気車を売却すれば得することもあるのです。

なので、2年で売るというのはお得な場合もあるのですが、一般的には車の価値は新車購入後すぐに減少し、2年程度でもかなりの価格が下がります。

そして、そのまま乗り続けるとさらに価値はどんどん下がっていくのが普通です。

ですので、大半の場合は損をすることになりますが、乗り換えすることを考慮した場合は、そうでもありません。

基本的に、2年で売るというのは維持費を抑えることが可能なので、コスパが良く10年以上乗ることを考えた場合、お得になることも多いです。

その為、乗り換えを前提として新車を売るのであれば、大切なのは「売るタイミング」ということになります。

ちなみに、新車を2年ではなく1年以内で売りたい場合、車種によっては「ペナルティのリスク」があるので気を付けましょう。

 

 

新車を売り乗り換えでベストなタイミングは?

それでは、新車を売って車を乗り換えするならばいつがおすすめなのか。

基本的には高く売れる時期や損をしないタイミングで売るということになるので、詳しくご紹介します。

車検前のタイミング

車を売って乗り換える際のベストなタイミングは、やはり「車検前」と言えるでしょう。

車検は数万円から十数万円の費用がかかるため、その直前に売却することで大幅なコストを削減することができます。

なので、実際は2年で売るというのは少し早いので、約2年半程度で売るというのが一番理想でしょう。

また、詳しくは後述しますが、車検が近づくと修理や交換が必要な部品が見つかることもあり、これにかかる費用や手間も避けることができます。

さらに、車検前に売却することで、次の車の購入時期を柔軟に調整することが可能です。

車検の直前に売却すれば、新しい車の購入やリースにスムーズに移行することができ、車を使えない期間を最小限に抑えることができます。

フルモデルチェンジ前

素人でもわかる、購入した新車を高く売るタイミングは「フルモデルチェンジ前」が挙げられます。

自分が乗っている車のフルモデルチェンジが発表されると、乗り換えで旧モデルを下取りに出す人が増えるため、現行モデルの価値が下がることが一般的です。

 

 

そのため、フルモデルチェンジ前に売却することで、できるだけ高いリセールバリューを維持したまま車を手放すことが可能です。

このような状況を避けるためには、メーカーの公式サイトやニュースなどでフルモデルチェンジのタイミングを日頃からチェックしておくことが大切です。

事前に情報を把握しておけば、最適なタイミングで車を売却し、次の車へのスムーズな乗り換えが可能となります。

また、現行モデルがフルモデルチェンジ前であれば、まだ市場での人気が高く、中古車としての価値も維持しやすいです。

したがって、車の価値を高く保つためには、フルモデルチェンジのタイミングを逃さずに売却することが非常に効率的です。

高く売れる時期を狙う

中古車市場には季節ごとの需要の変動があります。

例えば、1月から2月にかけては、春先の新生活シーズンに需要が増える為に対策として、買取に力を入れる業者もあります。

さらに、ボーナス支給がされた後、新年度を迎えるタイミングでは、消費者の購買意欲が高まり中古車市場が活発になります。

特に、ライフイベント(結婚や出産、引っ越しなど)が重なる9~10月なども需要が増し、その結果、買取業者が提示する査定額も上昇する傾向があります。

よって、市場の動向を見ながら、売却するタイミングを見極めることがポイントです。

買取業者の「参考相場価格」などをチェックしていると、大体の予測がつかめてきますのでおすすめです。

また、車を売る際にはタイミングだけでなく、できるだけ早めに査定に出すことも重要です。

市場の需要が高まる前に動くことで、競争が激しくなる前に売却を決めることが可能となり、高値での売却を実現しやすくなります。

新車で買った車を2年で売るメリットとは

メリットとしては、全般的には、コストを抑えることができる、場合によっては利益になることが考えられますので、具体的に見てみましょう。

高く売れる可能性が非常に高い

新車を2年で売ることで、比較的高いリセールバリューを保ったまま売却できる可能性が高まります。

人気の車種であれば、需要が高いため売却価格も有利になることがあります。

例えば、SUVやミニバンなどはファミリー層やアウトドア愛好者から高い支持を受けているため、売却時にも高い価格が期待できます。

さらに、2年という比較的短期間であれば、走行距離も少なく車の状態も非常に良好であり、中古市場での価値を保ちやすくなります。

特に、全く普段より車に乗っていない方なら、慣らし運転の目安となる走行距離を超えていない、という場合もあるでしょう。

 

 

また、新車購入直後は価値が大きく下がりますが、2年目までの間はその下落が比較的緩やかになるケースが多く見られます。

このため、2年目での売却はリセールバリューを最大限に活かすタイミングとも言えるでしょう。

中古車市場においても新しい年式の車が高評価を得やすいため、特に新しい技術やデザインが注目されている車種であれば、さらに有利な条件で売却できることがあります。

普通の一般車でも、購入後即モデルチェンジしたなどの事情がない限りは、それなりの価額で売れることでしょう。

車検費用がかからずに済む

通常、車の初回車検は購入から3年後に行われますが、2年目で売却することで車検を避けることが可能です。

車検は、自賠責保険代などと合わせて約10万円くらいかかるのが普通ですが、購入後2年で売ればこれを支払う必要がなくなるのです。

 

 

これにより、10万円程度の車検費用を節約することができるので、車検が負担に感じる方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

車検が不要な期間に売却することで、車の維持費全体を最小限に抑えつつ、効率的に次の車へと乗り換えることができるのです。

メンテナンス費用もほぼ必要なし

新車の状態は基本的に良好であり、大きなメンテナンスはほとんど不要です。

2年以内であれば、定期的な点検やオイル交換のみで済むことが多く、メンテナンス費用を最小限に抑えることができます。

また、長期間使用することで生じる摩耗や部品の劣化が少ないため、急な修理が必要になるリスクも低く抑えられます。

基本的には新車なので故障が発生しにくく、その修理費用がそもそも発生しないメリットもあると言えるでしょう。

さらに、エンジンの異常や電気系統の不具合などは普通は修理代がかかりますが、新車はメーカー保証がついている場合も多く、万が一問題が発生したとしても無料で対応してもらえるケースが多いのも大きな安心材料です。

このように、メンテナンスにかかる手間やコストを削減できるのは、2年以内に売却する大きなメリットと言えるでしょう。

保険料が安い期間のみ乗れる

車の任意保険は基本的にはマストですが、新車の場合は各保険会社とも新車割引を適用していることがほとんどです。

この割引が適用される期間にだけ車を乗ることで、保険料を安く抑えることが可能です。

新車割引は通常、最初の数年間に限られており、この期間中に保険料のコストを抑えることができます。

割引が終わる前に売却することで、コスト面でのメリットを最大限に活かせます。

また、新車割引が適用されている期間中は、保険内容も一般的な任意保険と変わらないので、安心して車に乗ることができます。

例えば、事故が発生した際の補償額が高く設定されていることも多く、新車特有の安心感を得ることができます。

このように保険料が安いうえに補償内容が充実している時期にだけ車を使用することで、トータルでのコストパフォーマンスが非常に高くなるのです。

 

 

ただ、割引率は各社異なり約5~20%など幅広く、保険会社を変えていたりすると損することもあるので、ある程度下調べしておいた方がよいでしょう。

2年で売る場合はデメリットもあるので注意!

もちろん、デメリットも当然ですがあります。簡単に言えば、前述にあったように損することですので、具体的に見てみましょう。

購入した価格では売れない

新車を購入した価格で売却することはほぼ不可能です。

上述した、人気車種などをタイミングよく売るというのは稀なケースで、新車購入額の元を取ることはなかなか難しいです。

特にリセールバリューが低い車種の場合、大きく値下がりしてしまうことがあり、思わぬ損失を被ることもあります。

 

 

仮に新車と変わらない状態で売っても、そんなに値段が付かず大損してしまうこともあり、さらに色も不人気色だと高く売れないことも多々あるのです。

さらに、車のオプション装備によってもリセールバリューに影響が出ることがあります。

高額なオプションを追加しても、それが査定時に評価されない場合もあり、結果として追加投資が無駄になってしまうこともあります。

よって、高額なオプションを購入する際には、そのリターンについて慎重に考える必要があります。

また、モデルチェンジや市場の需要低下により、さらに価値が下がってしまうリスクもあります。

これにより、思い描いていた以上の経済的負担が発生することがあるため、購入時にはそのリスクも考慮することが重要です。

乗り換えの際には、購入価格と売却価格の差額を考慮する必要があり、さらに市場の動向や車種ごとの特性も考慮することが不可欠です。

ローンが残っている場合は厄介

車を購入する際にローンを組んだ場合、2年で売却するとローン残債が残っている可能性があります。

ローンの残高が売却価格を上回る「残価不足」の状態に陥ると、その差額を自己負担しなければならないため、思わぬ出費が発生します。

これは特に、リセールバリューが低い車種や、経済状況の変動によって中古車市場が冷え込んでいる場合に顕著です。

そのため、ローン中の車を売るときは、売却額とローンの残額を両方把握しておかねばなりません。

また、ローン残高の返済を続けるための資金を確保する必要があるため、次の車を購入する際の頭金が不足することにも繋がります。

このような状況では、資金計画が大きく狂ってしまい、新たなローンを組む必要が生じることもあります。

また、残クレなどのプランの場合、所有者名義がディーラーなどの名義になっていることが多いので、きちんと完済して自分名義に変更するという手続き上の手間がかかります。

さらに、場合によっては途中売却は違約金が発生することもあるので、気をつけたいところです。

新車を2年で売りたい方へ!気を付けたいポイント

新車で購入した車を2年で売って乗り換えをしたい、と考えている人もいるでしょう。

しかし、なるべく損をすることは誰でも抑えたいはずです。

では、売るものと仮定して、その場合できるだけ高く売るにはどのような点に留意すべきでしょうか?

ここでは、具体的に高く売る為の対処法を見ていきます。

リセールバリューが高い車を選ぶ

新車を高く売るためには、リセールバリューが高い車種を選ぶことが重要です。

どの車種がリセールバリューが高いかは、需要と供給のバランスによって異なりますが、一般的にはランクルなどのオフロード車、アルファードなどのミニバンタイプなどリセールバリューが高い傾向になっています。

これらの車種はブランドの信頼性やデザインの魅力に加え、高い耐久性も評価されています。

そのため、長期間にわたって安定した人気を保つことができ、高いリセールバリューを維持しやすいです。

特に、トヨタ車はリセールバリューが高い車が多いので、事前に調べておくといいでしょう。

また、国外輸出の傾向などによって、リセールバリューが変動することもあるので、リサーチもしておくとよいかもしれません。

よって、購入前にリセールバリューに関する情報をしっかり調査し、将来的な売却を視野に入れて選ぶことで、結果的に大きなコストパフォーマンスを得ることができます。

ただ、リセールバリューが高い車は、基本的には新車においてそれなりの値段はします。

なるべく走行距離を抑えるようにする

車の価値に大きな影響を与えるのが走行距離です。走行距離が少なければ少ないほど高値で売却しやすくなります。

中古車市場では走行距離が短い車ほど人気が高く、高額で取引される傾向があります。

無駄な移動を避け、必要最小限の使用に留めることで、売却時の評価を高めることができます。

通勤や買い物などの短距離の用途で車を使用する際も、できるだけ他の交通手段を活用し、走行距離の増加を抑えることが重要です。

また、休日のドライブなども計画的に行い、走行距離を極力コントロールすることが高額査定に繋がります。

加えて、走行距離が少ないということは、車のエンジンや他の重要な部品に対する負荷も少ないため、全体的なコンディションも良好に保つことができます。

その結果、査定時に高評価を受けるだけでなく、売却の際の交渉でも有利な立場を取ることができます。

走行距離を管理することは、車の価値を維持するために非常に効果的な手段と言えるでしょう。

完全禁煙車にする

車内がタバコの臭いで汚れていると、査定額が下がることが多いです。

喫煙ルームに入ったらわかると思いますが、密室でのタバコの臭いはなかなかとれないものなのです。

当然、売る時も同じでタバコの臭いやヤニ汚れは中古車市場での評価に非常に大きな影響を与えるため、完全禁煙車にすることが大切です。

タバコを吸うことによって車内に残る匂いや汚れは簡単には取れず、内装のクリーニングに追加費用がかかる場合もあります。

そのため、多くの査定業者が禁煙車を好む傾向にあり、禁煙車は査定時に高い評価を得やすくなります。

また、禁煙車であることは売却時のアピールポイントにもなり、多くの買い手にとって重要な条件となります。

特にファミリー層や健康志向の強い方々にとって、車内のクリーンさは重要視されます。

喫煙者の方にとっては、車内で吸えないのは厳しいかもしれませんが、高く売る為のには完全禁煙車にすることがおすすめなのです。

丁寧に使い綺麗な状態にしておく

できるだけ綺麗な状態を保つことも高く売るためのポイントで、当然と言えば当然ですね。

こまめな洗車をする、駐車の際に擦らないように注意する、など丁寧に車を使うことで傷や汚れを防ぐことができます。

 

 

他にも、車内の清掃を怠らず、シートやダッシュボードの汚れを定期的に拭き取ることで、見た目の良い状態を維持することができます。

さらに、シートカバーを使用することでシートを汚れや摩耗から保護することができ、査定時に良好な評価を得やすくなります。

フロアマットも汚れが付きやすい部分ですが、これを定期的に洗ったり交換することで、車内全体の清潔感を保つことが可能です。

 

 

ペットを同乗させる場合には、ペット用のシートカバーを使うなど、毛や臭いが残らないように工夫することも大切です。

こうした丁寧なケアを継続することで、査定額のアップが期待できるだけでなく、売却の際に他の車と比べて優位に立つことができます。

また、売るときの価値が下がるおそれがあるので、社外品のパーツなどもできる限り取り付けない方が無難です。

複数の買取業者で査定する

実際売るときは、1つの買い取り業者だけではなく、価額を比較できるように複数の業者で査定してもらうことをおすすめします。

今では、車の一括査定という便利なサービスがあるので、このよなサービスを利用することで、業者間で競争が生まれより高い査定額を引き出せる可能性があります。

また、一括査定で各業者の査定額を比較することで、どの業者が最も良い条件を提示しているかを簡単に把握することができるので、いちいち中古車の買取業者を回る必要もなくなります。

さらに、売却後のサポートや手続きのスムーズさについても業者ごとに異なるため、査定額だけでなく、サービス内容やアフターケアの質についても考慮することが重要です。

車の一括査定サービスなどを活用してより多くの情報を集めることで、売却時の判断が確かなものになり、満足のいく結果を得ることができるでしょう。

新車を2年で売るのは得?まとめ

新車を2年で売ることには、多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

売却の際にはリセールバリューやローン残高、維持費を考慮しつつ、適切なタイミングで手放すことが重要です。

特に、リセールバリューの高い車種を選ぶことや、売却の時期を慎重に見極めることが、より良い条件で車を売却するためのポイントとなります。

また、車検前やフルモデルチェンジ前のタイミングで売却を考えることで、コストを抑えることができるほか、査定額を有利に引き出せる可能性も高まります。

そして車を高く売るために、複数の買取業者で査定を依頼することや、車を丁寧に使用し状態を良好に保つことなども重要です。

乗り換えを検討している方は、本記事を参考に、自分にとって最適なタイミングを見つけてみてください。

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